Guns N' Roses Song Archives by yesterdazeで「Paul Tobias」と一致するもの

Prostitute

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「Chinese Democracy」ラストの14曲目に収録された「Prostitute」は、90年代末頃から存在すると言われてきた6分強にわたる大作で、Paul Buckmaster/ Marco Beltramiによるオーケストラアレンジが派手に盛り上がる、Axl/ Paul Tobiasによる共作チューン。

ドラムはBrainで、ギタリストは新旧5人揃い踏みだが、時折スリリングに切り込むBucketheadのリードギターは鮮烈!!ライヴでの演奏記録はないが、新GN'Rが生み出した新境地!

Street of Dreams

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GN'R「Chinese Democracy」4曲目に収録された「Street of Dreams」は、長らく「The Blues」という曲名で知られてきた、従来のGN'R路線に近いメロディアスなバラードチューン。アルバム「Chinese Democracy」発表と共に、タイトルが変更となったことをファンが知ることになった。

Axl/ Tommy Stinson/ Dizzy Reedによる共作で、なんと新旧ギタリスト5人(Paul Tobias/ Robin Finck/ Buckethead/ Richard Fortus/ Bumblefoot)が参加。ドラムのアレンジにはJosh Freeseまでもが名を連ね、おそらくは90年代末頃の楽曲だと思われる。

Paul Buckmaster/ Marco Beltramiという、ロック/ポップス界で数々のオーケストラアレンジを手掛けて成功させている巨匠を迎え、派手になり過ぎないアレンジメントが功を奏し、シンプルな楽曲をグッと惹きたてている。

ライヴ初演は'01年1月1日Las Vegas公演で、以降のほぼ全公演でもレギュラーセットに据えられた、現在のGN'Rにおける代表曲の一つで、かつ名曲!


Catcher in the Rye

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GN'R「Chinese Democracy」7曲目に収録された「Catcher in the Rye」は、クイーンのギタリスト Brian May自身がこの曲でゲスト参加しているとコメントしたことから、ファンにも早くから曲名を知られていた、Axl/ Paul Tobiasによるメロウなミドルテンポのロックチューン。2006年初頭にはインターネット上でリークされた事でも話題になった。

そのBrian May。本人が「AxlとプレイするためだけにLAへ飛んだ」「あの曲は大好きなんだ。今でも新鮮に感じる」「Axlは最高だ」などと語り、またアルバム制作にはクイーン歴代作品のプロデューサー Roy Thomas Bakerが関わっていると報じられたことから、クイーン風の楽曲?アレンジ?と思われたが、どちらでもなく、しかも発表された最終ヴァージョンからはBrian Mayのテイクが全て削除されてしまったのは衝撃かつ残念。

ドラムはBrain、ギターにPaul Tobiasのテイクが活かされたオールドチューンだが、ライヴでの演奏記録はない。

I.R.S.

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GN'R「Chinese Democracy」11曲目に収録された「I.R.S.」は、'05-'06年に掛けて幾度となくデモ音源がリークされ話題を呼んだ、Axl/ Paul Tobias/ Dizzy Reedによる共作曲。

ドラムにBrain/ Frank Ferrerのテイクだけでなく、MPCプログラミングまでを加えて派手にリズムを構築した、2000年代のGN'Rをイメージづける代表曲の一つ。

ライヴ初演は'06年5月12日NYC公演で、以降'06-'07年ワールドツアー中ではほぼ全公演でレギュラーセットに据えられていた。また、'06年5月19日NYCでおこなわれた、Rosario Dowsonのバースデイパーティを兼ねたライヴギグで、同曲のアコースティックヴァージョンを披露した記録もあり。

Oh My God

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'99年作Arnold Schwarznegger主演映画「End of Days」主題歌として、同名サウンドトラック盤で初お目見えとなった新生GN'Rの記念すべき1曲が「Oh My God」だった。'94年の「Sympathy for the Devil」カヴァー発表から丸5年。Axlのヴォーカルパートを除くと、以前のサウンドとは全く趣を異とするインダストリアル(風)サウンドに。

楽曲の完成度は今ひとつ?という感もあるが、メロディーラインとAxlのヴォーカルが凄まじいまでの性急感、緊張感を生み出し、スリリングなテイクに仕上げている。

レコーディングメンバーはAxlを筆頭に、Tommy Stinson (bs)、Josh Freese (ds)、Dizzy Reed (key)、そしてギタリスト4人(Robin Finck/ Paul Tobias/ Dave Navarro/ Gary Sunshine)の全8人。

余談だが、Dave Navarroは'91年秋のIzzy脱退直後、GN'Rへの加入要請をAxlから受けたものの、断っていたとの事。当時「Use Your Illusion」ワールドツアーのスペシャルゲスト枠にJane's Addictionを迎えたがったり、ステージ衣装に彼らのTシャツを着用したり、Perry Farrell/ Dave Navarroに熱烈ラヴコールをAxlが送り続けていたのはあまりにも有名な話。

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Sympathy for the Devil

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'95年公開Tom Cruise主演映画「Interview with Vampire」のサウンドトラック・アルバムにGN'Rが提供した、The Rolling Stonesのカヴァー曲が「Sympathy for the Devil」(オリジナルは'68年作「Beggars Banquet」に収録)。

同曲のレコーディングセッションにGilbyは招集される事がなく(何の説明もなかったとか・・・)、代わりにAxlの旧友とされるPaul Huge(後のPaul Tobias)が参加し、バンド内が大きくモメたとされる、いわくつきのスタジオ入り。もちろんライヴで演奏された事はない。

GN'R Sympathy For The Devil Us Promo Mc

There was a Time

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GN'R「Chinese Democracy」6曲目に収録された「There was a Time」は、Axl/ Paul Tobias/ Dizzy Reedによる共作で、アルバム中最も長い曲。

新旧ギタリスト5人に加え、Axlまでもがギターで参加(録音エンジニアはBilly Howerdel/ A Perfect Circleのギタリスト)。オーケストラアレンジはStreet of Dreams/ Madagascar同様にPaul Buckmaster/ Marco Beltramiを中心に、Axl/ Dizzy Reed/ Chiris Pitmanが名を連ねている。近年ではすっかり使われなくなった、(Chris Pitmanによる)メロトロンまでフューチャーされた。

ライヴ初演は'06年5月12日NYC公演で、その直後は連日のようにパフォーマンスされたものの、同年5月25日Madrid公演を最後に全くプレイされた記録はない。